2015年01月31日

四国学院大学『その節はお世話になりました。』

四国学院大学
身体表現と舞台芸術マネジメントメジャー 2期生 卒業公演
『その節はお世話になりました。』

「おもしろかった」と断言できます!

書きたいことがたくさんありすぎて
まとまりのない文章になりそうなので、
番号で分けます。



@ 「胸を打った」

とてもおもしろかった。

もちろん、若さゆえの「熱さ、青さ、荒さ、勢い」が
その半分を占めてるんだけど、
残りの半分に、とても胸を打たれた。

芝居のなかに「胸を打つ」部分を作ることは
とても難しい。ほんの一瞬でさえも。

卒業という今この瞬間だからこそ
生まれたものなのかもしれない。

でも、やはりすごいことだし、胸を打たれた。



A「表現できる身体」

たとえば何か伝えたいことがある、
そこまで積極的でなくても考えてることがある、
そうだとしても、それを実際に形にすることは難しい。
面白いストーリーが思い浮かんでいても
マンガにするにはまず画力が必要なように。

でも学生たちは、自分たちが思い描くように
身体を動かし、言葉を発しているように見えた。

それってすごいと思う!

1年前くらいから、学生たちの演技に
説得力が伴ってきたなあとは感じていたのだけれど、
さらに進んで、思いや考えを「表現できる身体」まで
獲得していたのだなあ、と思うと、感動してしまった。



B「映像の使い方」

単純に、映像の使い方がうまいなーと思った、
ということです。
生の舞台との組み合わせ方が面白かった。
勉強になりました。



C「世界を広げること」

学生たちが描く「自分」や「今」は、ほぼ
演劇、バイト、恋愛、セックス、就職 に尽きた(笑)。

それは全然悪いことではないと思う。
それが学生たちの世界(エリア)だったんだろう。

でも演劇は、もっと広い世界を表現することができる。
想像し、想像させることができる。
世界を広げてほしい。
そのために社会に出るくらいに思ってほしい。(←何様w)



D「後悔すること」

芝居のラストに学生たちが口々に叫ぶ
「後悔」という言葉が印象に残った。
うんうん、後悔するよね。

でも、その後悔はこの先もどんどん生まれるんだよ〜
と、イジワルなことを言ってみたくなった(笑)。

でもでも、後悔するからこそ、楽しいんだよ〜、とも。
後悔できる、というのは、結構しあわせなことだと思うよ。



E 「成長すること」

演劇に興味を持ってその世界に入ったにもかかわらず
環境にめぐまれずに辞めてしまう人は多いと思う。
「演劇の楽しさ」を十分に経験することのないまま
辞めてしまう人を見るたび、残念だなあと感じていた。

それに比べると彼らはとても恵まれていたし、
それを受けて、十分に成長したんだろうと思う。

だから、彼らのような人たちがもっと増えてほしい。
これからも演劇をつくったり、観たり、応援する、
そういう人たちが増えればいいと思う。



F 「香川を見捨てないでください」

終演後、卒業生のみなさんに
「卒業後はどうするの?」と尋ねて回ると、
多くが「東京で演劇します」と言っていた。

すばらしいですね!
応援してます!

でも、香川のことも忘れないでくださいね!
何かの時には力を貸してください<(_ _)>




以上。


posted by 植田良子 at 20:57| 香川 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月21日

支えてもらいます

私が代表をつとめます演劇制作団体
シアター・デザイン・カンパニー(略してシアデザ)は、

「地域の表現を支えること」と
「演劇フォロワーを増やすこと」を目標としています。

http://theatredesigncompany.blogspot.jp/
https://www.facebook.com/theatredesigncom


今年はその2つの目標に向かって
新しい企画がスタートします!
近日公開!
乞うご期待!

それにしても、こういう活動は1人でできるものではなく、
「支える」と言いながら「支えてもらう」必要がありますよね。

私も、おかげさまで、周りの人たちに支えてもらいまくりです。
甘えまくりです。

これからも努力してますます「支え甲斐のある人間」になります!(笑)

みなさま、応援よろしくお願いします<(_ _)>。
posted by 植田良子 at 11:12| 香川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リアルとは。そして自分にやさしくすること。

東京から帰ってきてから、
リアル(演劇における)って
何なんだろうねーと考えている。

昨日の「プルートゥ」では
よく言われるところのリアリズム演技と
ダンス的なフィジカルな演技のどちらもが使われていて、
でも私にはフィジカルな方がより“リアル”に思えたんだよね。

そもそも“リアル”の意味するものが
広かったり深かったり曖昧だったりするようだから
一概には言えないのだけれど、私たちは
『“リアル”であるとはどういうことか』
について考える時期に来てるのではないかと思いました。

それは自分の体のことを考えることに繋がるのではないかな。
そして、体について知ることは、
自分の頭と心に気付くきっかけになるような気がする。

前に「やさしくされることばかり考えて、
周りにやさしくすることまで及んでない」
というようなことを書いたけれども、考えてみると、
自分に一番やさしくできるのは自分だよな。

自分にやさしくするためには、
自分の体と頭と心について知ったほうがいい。
そうすれば、自分で自分を傷つけずに済む。

というのが、今のところ考え中の事柄です。
posted by 植田良子 at 10:38| 香川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月19日

シアター・コクーン「プルートゥ」

「プルートゥ」シアターコクーン、観た。

最近では香川近辺にいても優れた小劇場作品を
観るのに不自由がなくなってきているので、
せっかくだからと大ホールの商業演劇系をチョイス。

手塚治虫の「鉄腕アトム」のなかの短編を、
浦沢直樹が長編にアレンジしたマンガ作品を、
さらに森山未來を主役に舞台化したもの。

マンガの世界を舞台に作り出すために、
フィジカルな演技や、映像や装置を駆使した演出を使っていて、
3時間、飽きずに楽しむことができた。

オリジナルをアレンジするということは、
また新たなリアリティを与えるということだと思う。
浦沢直樹は手塚治虫の作品に対峙してその作業を行っていて、
じゃあ、今回の舞台はさらにそれを生の舞台で、
生の身体で行わなければならず、
それがうまく出来ている部分とできていない部分が
あるなあと感じた。

今度は森山未來くんがもっと踊る芝居を観てみたい。
あと、永作博美さんが小さくてかわいかった!(笑)

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posted by 植田良子 at 10:56| 香川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月18日

劇団山の手事情社「テンペスト」

劇団山の手事情社「テンペスト」観た。

戯曲、サラッとしか読んだことなかったけど、
山の手の芝居を観て、
今まで観たシェイクスピア作品のなかで
一番好きだわと思ったよ。

シェイクスピア最後の作品、
というのも、なるほどな、と思えた。
シェイクスピアの声や肉を感じた。

「夏の夜の夢」的に言うと、
「嵐の海の底の悪夢」だと思う。

OH! Bad dream!!

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posted by 植田良子 at 00:00| 香川 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする